オンラインゲームの中をのんびりおさんぽするブログ!
エミルクロニクルオンラインとFF14がメインの予定♪ ・・・ と思ってたらうっかり古巣のラグナロク熱が再発した模様っ!
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このお話は プロローグ からの続きになります♪
「クエーーーーーー!」
背後に響いたその声に、彼女の両耳がビクリと反応する。
「な・・・なに」
おそるおそる振り向くと、背後に多い茂った下草の中を、何かが猛烈に進んでくるのが見える。
「えーん やだやだっ」
数歩後ずさり、背に触れた樹の一番下の枝に手を伸ばすと、ひょいとその上に飛び上がる。
それとほぼ同時に、今まで彼女の立っていた位置に黄色の塊が転がりでて来た。
「クエーーーー!」
そのまま首を伸ばして彼女をみつけると、勝ち誇ったような鳴き声をあげて。
そのトリは樹の根元まで来るとぐるぐるとその場をまわり始めた。
「トリ・・・チョコボだよね」
彼女が自分の知識をたしかめるようにつぶやきながら、じいっとその様子を見下ろすと。
「クエ クエ クエ!」
・・・なにやら。
「怒って る・・・?」
こくこくこく。 彼女のつぶやきに、チョコボはしっかりうなずいたように見えた。
「チョコボって 肉食じゃないよね・・・」
もう一度確かめるようにつぶやきながら、もう一段高い枝に飛び移る。
黄色いチョコボはどうみても首を伸ばせば彼女の背をはるかに超えるし、そのクチバシは鋭そうに見えた。
「なんで怒ってるのかなー キミは・・・」
どうみても知性を漂わせながら見上げてくるチョコボ相手に もうひとつつぶやいた時。
ぐらりっ と彼女の乗った枝が揺れた。
「あら・・・ら」
あわてて枝につかまりなおしながらふと見直すと。
太くしっかりした安全な場所に見えたその樹の幹の中に、埋もれるようにあった目が見開かれるのが見える。
「にゃは・・・トレントさん・・・でしたか」
ぎろりん と動いたその目と目が合って、彼女はあわてて地面に飛び降りる。
「・・・えーと ゴメンナサイ?」
首をかしげていってみるけど、そのときには問答無用に振り上げられた枝が、彼女にに向かって叩きつけられていた。
「で ですよねーーーー」
あわてて飛びすさった彼女の元に、ザザっと黄色いチョコボが駆け寄る。
「わーーん キミもなのっ。 ちょっと待ってっ ねっ」
先ほど空を見上げたときと同じように、無意識に背に回した右手がまたもやむなしく空をきって。
焦る彼女の前でチョコボはその首を高く振り上げた。
「クエェーー!」
「きゃーーあーー」
とっさに頭をかばおうとする彼女の前で、チョコボはそのままその頭を翼の下に突っ込み・・・
ばさっと長い棒のようなものを取り出して、彼女の前に突きつけた。
「きゃーあー・・・って え?・・・杖?」
ゆらゆら と目の前でそれを揺らされ ぐいぐい と押し付けるように頭を寄せてくるチョコボに。
「あ あたしに・・・?」
こくこく。 チョコボは確かにしっかりとうなずいた。
ずんっ 響いた地響きにふりむくとトレントはしっかりとこちらに向き直っており、完全に臨戦態勢だ。
「ええっと・・・じゃあ借りるねっ」
ぱしっと受け取った杖はすんなりと手になじんで、気がついたら口のなかで詠唱が始まっていた。
ぼふっ とほとばしった炎で、トレントの一枝が燃え上がり、軋むような咆哮があがる。
飛び散る火の粉に慌てて首をすくめる彼女の前で、トレントはくるりと後ろを向いて、地響きを響かせながら走り去っていった・・・。
「うひー こわかったねっ」
チョコボを振り向きながら、自分が自然と手に持った杖を背中に収めたことに気づく。
「・・・これはあたしのだったのカナ?」
こくこく。 うなずくチョコボの目は満足そうな光をたたえているように見えた。
「そっか。ありがとねっ」
杖をなで、にっこり笑って、再度歩きだそうとした彼女のフードにチョコボのクチバシがぱくんとかみつく。
「わわわ」
つんのめりそうになって、涙目でふりむいた彼女のフードをくわえたまま、つんつんと引っ張って。
チョコボはクチバシで自分の背中を示しているように見えた。
「・・・乗れ・・・と?」
こくこく。 うなずくチョコボの細い足と細い首をしみじみ見比べて。
「いやでもあたし・・・キミには重過ぎるんじゃないかなー・・・」
ふるふる。 フードを離して首をふったチョコボは、今度はそのまま優しく彼女の頭をつっついた。
「う わかったわよぅ・・・」
おそるおそる 黄色い背中に手をかけて、そのまま勢いをつけて飛び乗ってみる。
「クエーーーーー!」
チョコボは首を高く上げて満足そうに一声鳴くと。
ぶるんと一振りお尻を振って、先ほどまで彼女が向かっていたのとはまったく違う方向へと、一目散に走りはじめたのであった・・・。
あれ・・・つづく の? →ただいま! の時間
やばい! β始まる前に終わらそうと思って書き始めたのに終わらなかったよっ!?
FF始めた時に一番最初に明確に持った目標が、チョコボを手に入れることでした・・・♪
げっとしたときに街から外へと走り出すムービーになって、すごくわくわくしたものですv
そのわりに みんなからさんざん言われてたのにちゃんと名前を考えておかなかったので、あとで綴り間違いに気づいたりするのですが・・・w
そいえばチョコボの名前とかはそのまま引き継がれるのかなあ・・・直したい気がする一方で、ちがうチョコボにすりかえられちゃうのはイヤだなあ・・・
「クエーーーーーー!」
背後に響いたその声に、彼女の両耳がビクリと反応する。
「な・・・なに」
おそるおそる振り向くと、背後に多い茂った下草の中を、何かが猛烈に進んでくるのが見える。
「えーん やだやだっ」
数歩後ずさり、背に触れた樹の一番下の枝に手を伸ばすと、ひょいとその上に飛び上がる。
それとほぼ同時に、今まで彼女の立っていた位置に黄色の塊が転がりでて来た。
「クエーーーー!」
そのまま首を伸ばして彼女をみつけると、勝ち誇ったような鳴き声をあげて。
そのトリは樹の根元まで来るとぐるぐるとその場をまわり始めた。
「トリ・・・チョコボだよね」
彼女が自分の知識をたしかめるようにつぶやきながら、じいっとその様子を見下ろすと。
「クエ クエ クエ!」
・・・なにやら。
「怒って る・・・?」
こくこくこく。 彼女のつぶやきに、チョコボはしっかりうなずいたように見えた。
「チョコボって 肉食じゃないよね・・・」
もう一度確かめるようにつぶやきながら、もう一段高い枝に飛び移る。
黄色いチョコボはどうみても首を伸ばせば彼女の背をはるかに超えるし、そのクチバシは鋭そうに見えた。
「なんで怒ってるのかなー キミは・・・」
どうみても知性を漂わせながら見上げてくるチョコボ相手に もうひとつつぶやいた時。
ぐらりっ と彼女の乗った枝が揺れた。
「あら・・・ら」
あわてて枝につかまりなおしながらふと見直すと。
太くしっかりした安全な場所に見えたその樹の幹の中に、埋もれるようにあった目が見開かれるのが見える。
「にゃは・・・トレントさん・・・でしたか」
ぎろりん と動いたその目と目が合って、彼女はあわてて地面に飛び降りる。
「・・・えーと ゴメンナサイ?」
首をかしげていってみるけど、そのときには問答無用に振り上げられた枝が、彼女にに向かって叩きつけられていた。
「で ですよねーーーー」
あわてて飛びすさった彼女の元に、ザザっと黄色いチョコボが駆け寄る。
「わーーん キミもなのっ。 ちょっと待ってっ ねっ」
先ほど空を見上げたときと同じように、無意識に背に回した右手がまたもやむなしく空をきって。
焦る彼女の前でチョコボはその首を高く振り上げた。
「クエェーー!」
「きゃーーあーー」
とっさに頭をかばおうとする彼女の前で、チョコボはそのままその頭を翼の下に突っ込み・・・
ばさっと長い棒のようなものを取り出して、彼女の前に突きつけた。
「きゃーあー・・・って え?・・・杖?」
ゆらゆら と目の前でそれを揺らされ ぐいぐい と押し付けるように頭を寄せてくるチョコボに。
「あ あたしに・・・?」
こくこく。 チョコボは確かにしっかりとうなずいた。
ずんっ 響いた地響きにふりむくとトレントはしっかりとこちらに向き直っており、完全に臨戦態勢だ。
「ええっと・・・じゃあ借りるねっ」
ぱしっと受け取った杖はすんなりと手になじんで、気がついたら口のなかで詠唱が始まっていた。
ぼふっ とほとばしった炎で、トレントの一枝が燃え上がり、軋むような咆哮があがる。
飛び散る火の粉に慌てて首をすくめる彼女の前で、トレントはくるりと後ろを向いて、地響きを響かせながら走り去っていった・・・。
「うひー こわかったねっ」
チョコボを振り向きながら、自分が自然と手に持った杖を背中に収めたことに気づく。
「・・・これはあたしのだったのカナ?」
こくこく。 うなずくチョコボの目は満足そうな光をたたえているように見えた。
「そっか。ありがとねっ」
杖をなで、にっこり笑って、再度歩きだそうとした彼女のフードにチョコボのクチバシがぱくんとかみつく。
「わわわ」
つんのめりそうになって、涙目でふりむいた彼女のフードをくわえたまま、つんつんと引っ張って。
チョコボはクチバシで自分の背中を示しているように見えた。
「・・・乗れ・・・と?」
こくこく。 うなずくチョコボの細い足と細い首をしみじみ見比べて。
「いやでもあたし・・・キミには重過ぎるんじゃないかなー・・・」
ふるふる。 フードを離して首をふったチョコボは、今度はそのまま優しく彼女の頭をつっついた。
「う わかったわよぅ・・・」
おそるおそる 黄色い背中に手をかけて、そのまま勢いをつけて飛び乗ってみる。
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そいえばチョコボの名前とかはそのまま引き継がれるのかなあ・・・直したい気がする一方で、ちがうチョコボにすりかえられちゃうのはイヤだなあ・・・
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気がつけばもうずいぶん長いことオンラインゲーマー!
戦闘が苦手でのんびりチャットしているのが大好き!
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